困ったときに、思い出せる場所をひとつ
今日は、ダブルケアラーの相談会に参加してきました。
相談会では、介護をする家族が抱える悩みや、実際に困ったことなど、さまざまなお話を伺いました。
お話を聞いていて、特に感じたことがあります。
親のことが心配。
でも、これからどうすればいいのか分からない。
どんなサービスがあるのか。
誰に聞けばいいのか。
そもそも、どこに相談すればいいのか。
必要な情報を自分で探すこと自体が、とても大変なのではないか。
そんなことを考えました。
知っていることと、届いていることは違う
私は、介護事業を支援する社労士の勉強会に参加し、介護について学んでいるため、地域包括支援センターの存在自体は知っていました。
でも、今回のお話を聞いて、改めて考えました。
私が「知っていること」と、必要としている人に「届いていること」は、まったく別なのかもしれない。
知っている人には、当たり前の情報。
でも、本当に困っている人には、まだ届いていないことがある。
親のことが心配。
仕事もある。
子育てもある。
お金のことも気になる。
そして、ときには少しだけ、介護から離れる時間がほしい。
そんな状況で、介護サービスを一から探して、比べて、問い合わせる。
「調べれば分かる」と言われても、その「調べる」こと自体が大きな負担になることもあるのだと思います。
困ったときに思い出してほしい場所
そんなとき、思い出してほしい場所があります。
「地域包括支援センター」です。
地域包括支援センターは、高齢者やその家族の相談を受け、必要な支援につなぐ地域の総合相談窓口です。
だから、この記事から一つだけ持ち帰ってもらうなら。
親のことで「これ、どうしたらいいんだろう」と思ったら、地域包括支援センターに相談してみる。
これだけ、覚えておいてほしいです。
私の言葉は、届いているだろうか
今日、相談会でお話を聞きながら、ふと自分の仕事についても考えました。
私は社会保険労務士として、介護事業所の方に向けたサポートや研修を行っています。
ブログを書いたり。
人に会ったり。
小さな自主セミナーを開いたり。
自分なりに、必要な情報やサービスを届けているつもりです。
でも。
私のサービスも、必要としている人には、まだ届いていないのかもしれません。
サービスや支援は、そこにあるだけでは届かない。
知ってもらわなければ、困ったときに思い出してもらうこともできない。
だから、これからも言葉にしていこうと思います。
たんぽぽの綿毛のように、ふわりと。
自分の言葉や活動が、どこに着地するかは分かりません。
それでも、いつか誰かが困ったときに、
「あ、そういえば、こんな人がいたな」
と思い出してもらえたら。
だから、もう少しだけ。
綿毛を飛ばしてみようと思います。
地域包括支援センターの探し方
まずはインターネットで、
「親が住んでいる市区町村 地域包括支援センター」
と検索してみてみる。
介護が始まってから、必死に探すのは大変です。
元気な今のうちに、一度だけ検索してみる。
それも、小さな備えなのかもしれません。
