話が長いのではなく、まだ整理できていないのかもしれない

ダブルケアラーの相談会で、いろいろなお話を聞きました。

その中で、正直に言うと。

「少し話が長いな」

と思った場面がありました。

話があちらに行ったり、こちらに戻ったり。

途中で別の話が入ったり。

「結局、何に困っているんだろう」

聞いている私も、少し分からなくなりました。

でも、しばらく話を聞いていて、ふと思いました。

話が長いのではないのかもしれない

もしかすると。

本人の中でも、まだ整理できていないのかもしれない。

介護のこと。

家族のこと。

お金のこと。

これまでの経緯。

これからの不安。

いろいろなものが重なっている。

それを「困っていることは何ですか?」と聞かれても、きれいに一つずつ話せるとは限りません。

相談する前に、自分の悩みを整理してきてください。

そんなことができる人ばかりではないですよね。

早くまとめたくなる自分

この話を聞きながら、介護事業所のことを考えていました。

「職員から相談されたけれど、何が言いたいのか分からない」

「話が長くて、結論が見えない」

忙しい現場では、そう感じることもあるかもしれません。

私も、あります。

つい、

「つまり、○○ということですね」

と、早くまとめたくなる。

でも。

こちらが早くまとめすぎると、本当に話したかったことまで切り落としてしまうことがあるのかもしれません。

そんなときこそ、

「今、一番気になっていることは何ですか?」

と聞いてみる。

少しだけ、整理するお手伝いをする。

私は社会保険労務士として、答えを教える人になるだけではなく。

うまく言葉にならない話を、一緒に整理できる人でありたい。

話が長いのではなく。

まだ、言葉になる途中なのかもしれない。

今日の相談会で、そんなことを考えました。