選ばなくてもいい。選択肢を知っておくだけでもいい
ダブルケアラーの相談会で、介護サービスについて、いろいろなお話を聞きました。
デイサービス。
ショートステイ。
訪問介護。
地域包括支援センター。
介護が身近になると、初めて聞く言葉や制度が一気に増えていきます。
そして。
「どれを利用すればいいのだろう」
と考える。
でも、相談会のお話を聞きながら、ふと思いました。
今すぐ選ばなくてもいいのかもしれない。
知っているだけで、少し違う
介護が必要になったとき。
初めてサービスを探す。
初めて制度を調べる。
初めて相談先を探す。
それは、とても大変なことだと思います。
でも。
「そういえば、そんなサービスがあったな」
「たしか、相談できる場所があったはず」
一度でも聞いたことがあれば、思い出せるかもしれません。
選択肢を知っていること自体が、小さな備えになる。
私は、そんなふうに感じました。
選択肢を知ることと、選ぶことは違う
サービスを知ったからといって、利用しなければならないわけではありません。
相談したからといって、すぐに何かを決める必要もありません。
知る。
話を聞く。
少し考える。
そして、今は選ばない。
「選ばない」という選択もあります。
でも。
知らなければ、必要になったときに選ぶことすらできない。
だから、元気なうちに。
困りきってしまう前に。
少しだけ選択肢を知っておく。
それだけでも、十分に意味があるのかもしれません。
また、自分の仕事のことを考えました
介護のお話を聞きながら、また社会保険労務士の仕事について考えていました。
会社の方に、
「顧問契約はいかがですか」
と伝える。
それだけが、社労士の仕事ではないと思っています。
労務相談という方法があります。
スポットで相談する方法もあります。
研修という関わり方もあります。
就業規則を一緒に見直すこともできます。
まずは、どんな選択肢があるのかを知ってもらう。
そして。
今の会社に必要なものを、必要なタイミングで選んでもらう。
今は選ばなくてもいい。
でも、困ったときに、
「あ、そういえば、あの社労士がいたな」
と思い出してもらえたら。
知ることも、最初の一歩
何かを始める。
何かを決める。
それだけが「一歩」ではありません。
選択肢を知ることも、最初の一歩。
今日の相談会で、そんなことを考えました。
今すぐ決めなくてもいい。
まずは、知っておく。
必要になったときに、自分で選べるように。
それも、小さな備えなのかもしれません。
